ローン審査のハードルが下がっている女性向け住宅ローン
様々な特典が受けられる女性向け住宅ローンの中には、ローン審査の際のハードルが下がっているものが商品によってはあります。
特に勤務形態に関して、今まで高額な住宅ローンを借り入れる場合は正社員でないと借り入れることは難しいとされてきましたが、契約社員や派遣社員という働き方が増えてきた中で、女性向け住宅ローンでもそれに対応できるよう、借り入れできる人の条件として勤務形態のハードルが下がっているものもあります。
今回はそんな勤務形態や年収などの審査に入る時のハードルが下がっている女性向け住宅ローンをご紹介します。
■りそな銀行 凛 lin
りそな銀行の凛 linは、金利の面でも優遇されていますが、実は審査ハードルに関しても優遇されているのです。
例えば前の年に税込年収が100万円以上で給与所得者の場合、勤続年数は1年以上あれば住宅ローンを借り入れることができるという具合に、通常よりも審査条件のハードルがかなり下がっています。
■スルガ銀行 ホームローンレディース、スーパーホームローンレディース
ホームローンレディースの場合、勤続年数は2年以上・年収150万円以上が条件となっており、スーパーホームローンレディースの場合は勤続年数と年収が上記の条件を満たしていなかったり、正社員ではなく契約社員である場合でも申し込みをすることができます。
金利は変動金利タイプのみとなってしまいますが、契約社員で借り入れたいという方にはおすすめの女性向け住宅ローンです。
■ゆうちょ銀行 ホームローン夢舞台 働く女性応援型
ゆうちょ銀行の女性向け住宅ローンはスルガ銀行の代理店として取り扱っているため、この商品はスルガ銀行と同様の女性向け住宅ローンとなります。
働く女性応援型ⅠとⅡがあるのですが、Ⅱに関しては勤続年数や経営年数などは問われず、金利は変動金利のみとなるスーパーホームローンレディースと同じ商品となります。
なお変動金利タイプの場合、金利が上昇していくと毎月の返済額もアップしてしまうので、金利が現在のもの以上になってもきちんと返していけるのかどうかをよく考えて、利用するかどうかを決めましょう。