気になるフラット35の金利や特徴とは?
フラット35とは住宅金融支援機構が貸し出している住宅ローンのことで最長35年間金利が固定されているものを言いますが、ここの金利というのはフラット35の場合どうなるのでしょうか?
今回はフラット35の金利や手数料についてご紹介します。
■フラット35の金利はどうなる?
フラット35の金利は、基本的に毎月適用される金利が発表されます。
適用される金利というのは、申込みの際の金利だけではなく、住宅ローンの返済が始まってからの金利となるのです。
さらにフラット35の場合は借り入れ期間が20年以下と21年以上を境に、金利が変わるといった特徴があります。
例えば、500万円借り入れた時に返済期間を20年以下にすると、その分金利も低くなります。
一方で同じ500万円を借り入れた場合でも、返済期間が21年以上になると、金利は高くなり返済総額も増えてしまうのです。
そのためフラット35を利用する場合は、なるべく返済期間を20年以下にすることをおすすめします。
また、取り扱っている金融機関が異なることで金利にも差が発生します。
さらに同じ金融機関であっても金利が異なるものがあるので注意が必要です。
同じ金融機関でも金利が異なるのは、事務手数料が多いことで金利が低くなったり、当初10年と11年目以降の金利を変化させているところは金利が異なります。
このような金利はフラット35のサイトを確認すると見られるので、一度チェックしておきましょう。
■繰り上げ返済にはメリットもある
繰り上げ返済をすると手数料が無料になるというメリットがあります。
手数料はさほど多いわけではありませんが、それでも毎回かかる手数料が無料になるのは嬉しいポイントです。
ただし、1回の返済金額は100万円以上でないと手数料無料になりません。
そのため毎月ちょこちょこと返済するというよりも、何年かに一度まとめて繰り上げ返済をしようと考えている方にはフラット35は向いていると言えます。
また、団体信用生命保険への加入を原則としていますが、これは必ずしも加入するものではありません。
民間金融機関の場合、団信への加入が必要なので健康状態があまり良くない状態で申し込むと断られてしまう可能性があります。
しかし、フラット35の場合は借り入れすることができるのです。