申込証拠金は返還してもらえる
物件を購入することになりと、不動産会社より申込証拠金の支払い請求があります。
これは、物件の状況によって違ってきますが、基本的には5~10万円となってます。
この申込証拠金の支払いが完了すれば、契約成立だと思っている人が多いですが、実はそうではなく、もしこの時点でキャンセルしたいと思えば簡単に行うことができます。
そして、支払った申込証拠金については戻してもらうことができます。
ただしこの時返金される金額というのは、手数料を差し引いた分ですので、少し損をすることになります。
この返還金について不動産会社によって違っていて、全額支払いをするのを拒否されることがあります。
もし不安に感じてしまう場合には、不動産会社に事前に聞いておくようにしましょう。
口頭では後々面倒になることがありますので、書面で残しておくことをおすすめします。
そして、事前に支払いをした申込証拠金についてですが領収書の発行をしてもらうようにしましょう。
お互いに支払った金額に相違が出てしまうと、厄介な事になりますので注意が必要です。
この時、領収書の発行を拒否されたり、書面にて契約をするのが嫌だと言われた場合には、その不動産会社の利用は避けた方がいいでしょう。
キャンセルをする際には、申込証拠金の支払いをした1週間~10日以内となります。
あまり長い期間考えると、不動産会社の方も困ってしまいますので、事前に有効期限を決めておくとよいでしょう。
もし、今後のトラブルを避けるためにも、不動産会社との間で有効期限に関しての契約書を書面で作っておくとトラブルになりにくくなります。
どんな契約でも同じことが言えますが、口頭での約束をするよりも書面で残しておいた方が安心できます。
このように、申込証拠金の支払いをしたからといって必ず物件の購入をしなければいけないということはありません。
ただ、お互いに書面で様々な事を約束しておいた方がより安心できます。