ローンに通りやすくするために知りたい審査落ちの原因

■ローン審査を断られる際のケースとは?
基本条件をクリアしていても審査が通らなかった時の具体的な原因を知っておくと、自身がなぜ通らなかったのかが分かるのではないでしょうか?
ローン審査が通らない原因となりうる以下の条件に当てはまることがないか、考えてみましょう。

・『仕事』が原因の場合、その多くは勤続年数にあることが大半です。
銀行での審査の際に必須と言える条件は「返済能力があるか」ということになりますので、転職や就職してからの年数が短いとローンは通りにくくなります。
頻繁に転職をしている方や就職して間もない方は「勤続による安定した収入」への信頼度が低くなりますので、返済能力がないと見られてしまうことが多いのです。

・『所得』が原因の場合、自営業などの個人事業主が税金対策のために所得を制限して深刻しているような時には実際の所得が安定していても大きな金額のローンは通らないことがあります。
その際には帳簿や通帳などで返済能力があると認められれば融資を受けることが出来る可能性もありますので用意しておきましょう。

・『他の借入金』が原因の場合、多くは消費者金融での借入が原因となります。
車や学費等の使用目的が明確なローンの場合は、返済可能な範囲だと認められると新たに住宅ローンを組むことが可能です。
ところが、使途不明の消費者金融などで借入がある場合には安定した収入や支払い可能な範囲内であっても審査が通りにくくなります。

・『健康』が原因の場合、一般的な銀行の融資基準の中に生命保険の加入が出来るかどうかという点があるため、審査前に手術を行っていたり、持病を持っていて保険に入れないという方は断られてしまうケースがあります。
住宅ローンは債務者が亡くなったり、特定の病気になった時にローン残高が保険によって支払われ、後の返済がなくなるようになっています。
生命保険未加入でも融資を受けられるところもありますが、その場合には債務者に万が一が起きた場合に残る残高を、遺族が支払わなければならなくなるため注意が必要です。

■当てはまることがあったら?
上記に当てはまることがあった場合には、それぞれの原因になることを解消していきましょう。
他の銀行への審査を申請したり、一旦期間を置いて原因を取り除いてから再度申し込むと良いのではないでしょうか。