住宅ローンが通りやすい環境を作っておきましょう
■住宅ローンの審査前に出来る対策は?
様々な条件によって審査が下りなくなってしまう銀行融資は、事前に対策を行うことで少しでも通りやすい環境を整えるようにしておくと良いでしょう。
・頭金の用意で融資額を減らそう
基本的には全額ローンが可能になっていますが、あらかじめ頭金として支払うことが出来るお金を用意しておくとローンでの支払い残高が減るので通りやすくなります。
融資を受ける時には「いくらを何年で支払うか」というのがあらかじめ設定されますが、金額が大きくなる、年数が長くなるほどに最終的な支払い金額は多くなってしまいますので、出来るだけローン額は少ない方が良いのです。
・転職時期と業種をチェックしよう
勤続年数によってローン審査は通りにくくなります。
基本的には3年以上の勤続を条件としている場合が多いのですが、必ずしも転職が審査時にマイナスになるというわけではありません。
以前の職場よりも収入がアップしていたり、スキルアップのためであったり、今の仕事の方がプラスになっているという場合には審査条件をクリアしやすくなります。
反対に、全く別の業種で一からのスタートの場合にはやはり年数が必要になるので時期を改めるということも視野に入れておきましょう。
・ローンの延滞、使途不明借入はなくしておこう
車や教育費のローンであっても、過去に延滞などの信用を損なうことがあると銀行での審査は通りにくくなります。
また、消費者金融などからの使途不明の借入金がある場合も同じく審査が通らなくなりますので、返済してクリーンな環境を作っておきましょう。
将来、住宅ローンを考えている人は消費者金融での借入を含み、借金はしないようにすることが大切です。
■住宅ローンの融資を受ける時の注意
住宅ローンは金額が大きいため、信用が第一になります。
自分は、銀行が信用出来る環境にあるのか?を考えてみると、自ずと答えは見えてくるのではないでしょうか。
また、自身の収入に見合わない金額の借入をしようとしてませんか?
ローンを組むことは出来ても、その後の支払いに首が回らなくなるということも充分に考えられますし、その分審査も厳しくなります。
ローンの時には無理なく返済できる金額になるように心掛けましょう。