以前まで、住宅を購入する際には頭金を予め用意しておくことが一般的でしたが、現在では頭金がなくても住宅ローンを借り入れることができるという商品がほとんどです。
しかし、頭金を用意しておくことで様々なメリットにもつながります。
では、どのようなメリットが考えられるのでしょうか?


■借り入れる時に低金利プランを利用できる

頭金がなくても住宅ローンが借り入れできる商品は増えていますが、逆に頭金を用意することで低金利で借り入れできる商品が用意されていることがあります。
例えば、通常の住宅ローンでは変動金利0.550%だったものが、頭金ありで利用できるものだと0.500%という数字になります。
あまり大きな数字には思えませんが、これを総返済額に変換すると、数十万円にも差が出る可能性があります。


■借り入れる額を減らすことができる

また、頭金を用意しておけば借り入れる額を減らすことができます。
どういうことかというと、例えば2000万円の物件を購入しようと考えた場合、単純に考えると2000万円を住宅ローンで借り入れる必要があります。
しかし、頭金1割、この場合だと200万円を頭金として用意してあった場合、借り入れる金額は1800万円となります。
借り入れる額が少ないということは、結果的に返済期間が短くなって利息も減るので余計に支払っている分を減らすことにもつながります。
どれくらいの差が表れるかというと、もしも金利1.0%、物件購入価格3000万円、借入期間35年だった場合、頭金がない人が3000万円を借り入れると、利息はおよそ556万円になります。
頭金を100万円用意していた場合、借り入れる金額は2900万円となり、利息はおよそ538万円で頭金がない人と比べるとおよそ18万円も利息に差が生じます。
さらに500万円を用意しておけば、借り入れる金額は2500万円となり、利息はおよそ463万円で92万円の差が生まれるのです。
このように、頭金を用意しておけば利息をムダに支払わずに済むことになります。

頭金を用意すれば、低金利の商品を選べるだけでなく、借り入れる額が下がることで利息軽減につながるのです。
ぜひ住宅ローンを利用する前に、頭金が用意できるかについても検討してみましょう。