せっかくのマイホーム建設途中に、信頼していたハウスメーカーが倒産してしまったとしたら貴方はどうしますか?
建設途中のマイホームは工事がストップし、一生住まう事が出来なくなってしまうかもしれません。
今回は、建設途中にハウスメーカーが倒産してしまった際の問題点を確認していきましょう。

■問題① 未完成のままの住宅が残ってしまった場合はどうするのか?
ハウスメーカーが倒産したことにより、夢のマイホームの施工がとん挫してしまうという事は、防ぎようがありません。
また施工が中断してしまった状態で、以降の工事をどの業者に依頼するかという問題も同時に発生してします。
早い段階で引き継ぎをしてくれる業者が決まればよいのですが、元のハウスメーカーが倒産してしまった以上、自分で業者を探さなければいけない必要も出てくるのです。

■問題② 既に払い込みの建設費用はどうなるのか
既に支払いを済ませている金額に相当する工事が行われていなかった場合、顧客側が過払いした金額やまたその全額は手元に戻ってこないケースが多いです。

■問題③ 工事がストップした建物の劣化
ハウスメーカー倒産を知らされて、そのまま工事がストップしてしまった建物はどうなるのでしょうか。
工事がとん挫されてしまえば建物は野ざらし状態となるため、いたるところに劣化や不具合が生じてくつ可能性が大きいです。
また工事が再開されたとしても、当初の予定通りの建材が用意されなかったり、家の品質や性能面が劣る可能性も否定出来ません。


■依頼するハウスメーカーについて入念な下調べを!

本来、念願のマイホームがハウスメーカーの倒産によって完成されないなんて言う事はあってはいけないことです。
ですから消費者側も信頼出来るハウスメーカーを見極める能力を身に付けることが重要です。
ハウスメーカーの経営状況を確認したり、工務店を何か所も周り自分との相性を確かめること、また施工現場を確認して施工状況を調べておくとよいでしょう。