住宅ローンには様々な金利設定、様々な内容の商品があります。
それぞれに特徴を持つ住宅ローンを選ぶのはとても大変なことです。
そんな中で住宅ローンを選ぶ時の決定打となるものが出てきます。
しかし、その中には決定打にしても良いものとダメなものがあるのです。
一体何が正しい決め手で何が間違った決め手となるのでしょうか?
■住宅ローンの正しい決め手
まず、正しい決め手となりうるものは、金利設定です。
多くの方は住宅ローンを選ぶ際に低金利であることを一番の決め手にしています。
住宅ローンは金利が高ければ高い程、同じ借入額でも総返済額に差が生じてしまうので、なるべく金利は低いところで借りたいと考える方も多いです。
この決め手というのは何も間違っていません。
低金利のところを選ぶことで総返済額は少なくなりますから、低金利の住宅ローンを選ぶべきです。
注意点としては変動金利の場合、最初の設定では固定よりも低金利だったものが、高金利になってしまう可能性もあるので、変動金利での低金利には注意しておく必要があります。
この他、手数料や生命保険の特約料などといった諸費用が安かったから選んだというケースも、正しい選択方法と言えるでしょう。
■間違った決め手とは?
では、間違った決め手とはどういったものなのでしょう?
一つは、営業マンに勧められるまま決めたというケースです。
意外と多くの方が当てはまるのではないでしょうか?
営業マンが勧める住宅ローンは、基本的にほぼ確実に審査が通るものを紹介してきます。
低金利で審査が通るかどうか分からないというものはあまり紹介しないのです。
理由としては、もし住宅ローンの審査に通らなかった場合、せっかくの契約が白紙に戻ってしまい、自分の営業成績に入らなくなってしまうためです。
なるべく営業マンの言葉だけを鵜呑みにせず、自分で住宅ローンを色々と比較することが重要なポイントとなるでしょう。
他にも繰り上げ返済にかかる費用が少額だった、保証料が安かった、などを決め手にした場合、基本的にどの住宅ローンでも繰り上げ返済にかかる費用は少額ですし、保証料が安い分事務手数料がかかってきてしまうので間違った決め手と言えます。
これから三重県で新築やリフォームのために住宅ローンを選ぼうとしている方は、正しい決め手を重視し、住宅ローン比較を行いましょう。