世界的に見ても、日本人の中古物件の利用数はとても少ないです。
日本人の特徴として、人の使ったものに対して「穢れ」のイメージを持ってしまうため、中古物件の利用者数が伸び悩んでいると言います。
しかし近年では、中古物件を自分らしくリフォームを施して利用するニーズが高まりを見せています。
また新築の場合と違い、巨額の借金をして家を購入するわけではないので、新築購入と比べれば費用を抑えることができ、お金を別の用途に回せるといったメリットを持っているのです。
しかし、ローンを組むと言った意味では新築購入も中古住宅の購入も大差がありません。
それでは、住宅ローンで中古物件を購入する際の注意点にはどんなものがあるのでしょうか?
■中古ならマンションと一戸建てのどちらが得?
中古物件を探している際に、マンションか一戸建ての購入がで頭を悩ませることがあると思います。
価格面だけで言えば、一戸建てよりもマンションの方が安いという傾向にあります。
この理由は、マンションは新築された後にどんどん価値が低下してしまうからです、それに対して戸建ては地下や駐車場を保持しているため、マンションのような急速な価値の下落はないようです。
■中古物件は性能保証で差が出る
マンションを新築で購入する際は10年間の性能保証が付帯しています。
しかし、新築の場合はマンションほど性能が保証されない場合が多く、中古の戸建ての場合は実際に住んでみないと住み心地の良し悪しが分からないのです。
■時間にお金を使うか、そうでないか
都心に住みたいのか、郊外に住みたいのかというポイントも重要です。
都心に近付くにつれ、物件の価値は上がりますので高いお金で利便性が良い物件を選ぶのか、移動に時間が掛かっても住みやすい郊外を選ぶのかは個人差の問題になってくるでしょう。
中古物件の購入は意思決定と購入金額の支払いのみになりますので、新築にかかる面倒なことを省きたいという方にはオススメの取得方法です。