自宅のリフォームを考えた時、住宅ローンは新築でしか借りられないと思っている方が案外多いのです。
しかし、自宅のリフォームやリノベーションにおいても住宅ローンを借りることが可能です。
リフォームローンの特徴としては、無担保型ローンと同様に投資額に限度があるものの、審査がさほど厳しくないというメリットを持っています。
しかもリフォームローンを借りることが出来れば、10年間の減税の対象と成りますのでかなりお得でしょう。
■住宅ローンが受けられるリフォームの条件
・建築基準法に規定している大規模の修繕・対規模な模様替えの工事
・マンションなどの区分所有建物の場合は所有している床、階段、壁などの過半の工事
・リビング、キッチン、バス、トイレ、洗面所などの一室または全部の工事
・構造強度等に関する耐震工事
・バリアフリー工事
・省エネ工事
これラノいずれかを満たしていれば、住宅ローンの対象となることが出来ます。
しかし、「持ち家」と「中古物件」のリフォームでは条件が異なるので注意が必要です。
■持ち家の場合
・所有者が住んでいるところのリフォームを行うこと
・リフォームを受けた日からローン適用を受ける12月31日まで住んでいること
・ローン適用を受ける年の取得の合計が3000万円以下であること
・リフォームした物件の過半に住んでいること
・リフォーム費用が100万円を超えており、半分以上の額を負担していること
・10年以上のローンであること
■中古物件の場合
・中古物件であること
・耐火建築で25年経過している建物であること
・耐火建築以外で築20年以上経過している建物であること
・一定の耐震基準を満たしていること
・生計を一緒に家族が親戚に取得していないこと
・贈与取得でないこと
・リフォームを受けたヒからローン適用を受ける12月31日まで住んでいること
・ローン適用を受ける年の所得の合計が3000万円以下
・リフォームした過半に住んでいること
・10年以上のローンであること
・長期譲渡所得を受けていない
これらの条件が満たされていない場合は、住宅リフォームを行っても住宅ローン減税が受けられないため注意をした方が良いでしょう。