住宅を取得する際にどのハウスメーカーに依頼を行うかで、住宅の質は大きく異なってきます。
というのも、ハウスメーカーごとに住宅の値段も変わってきますし、家を建てる工法も異なるからです。
施工をハウスメーカーが請け負うという場合では、ハウスメーカーの子会社が関節的に関わっているという事もあるでしょう。
ハウスメーカーの特徴を把握していなければ、ハウスメーカーの営業が巧みなセールストークで工事を追加したり、質の悪い家を仕上げる可能性も否定できません。
■住宅ローンで購入しても後悔しない家を建てよう
住宅の取得はローンを返済する30年余りを過ごす大切な場所です。
ですから、多額のお金をつぎ込んでも後悔しない家を建てるようにしましょう。
家を取得する前段階として、ハウスメーカーに家を注文する方が多いと思います。
家を建てるために必要になる資金は、少なくとも数千万は必要になるのでハウスメーカーから提示された金額をそのまま呑んでしまうと、予算オーバーになってしまうことも少なくありません。
そこで大事なのが「ハウスメーカーとの交渉」です。
値段交渉と言っても、単純な値引きだけは絶対にやめてください。
注文住宅の場合、施主の希望を聞きながら中身を決定していきます。
どんな家にするのか、内装はどんな風にするのかなど、詳しい話もおおよその費用も聞かないまま、一方的に値段を切り出してしまうとハウスメーカー側も嫌がり、施工がおろそかになってしまう危険性があるのです。
ですから、交渉を行う場合は「質を下げない値下げ」誘導することがポイントです。
■質を下げない値下げとは?
一般的には家を建てる費用の35%がハウスメーカー側の利益だとされています。
営業マン次第では、なんとか出来る利益の基準が20%にまで下がるようです。
そこを見越して、限度ギリギリになるラインのどこまで下げてくれるかという交渉を行えば、ハウスメーカー側は無駄なリース代を省いたり人件費を削るなどして、家の質を下げない値下げを実現してくれるでしょう。