家を取得する際に金融機関で融資を受けるという方も多いのではないでしょうか?
融資を受けるというと、銀行や消費者金融がはじめに思いつくとおもいますが、今回は損保会社や信販会社からの融資について紹介したいと思います。
■損保会社での融資について
損保会社は正式名称『損害保険会社』の略称です。
自動車事故や火事、地震などの災害や事故が起こってしまった時に、契約者が損害を被ってしまった際は契約の内容に準じて、一定額の保険金の支払いを行っています。
また損保会社では契約者貸し付けを行っており、一定の条件を満たした契約者に対して、損保会社の定める範囲で住宅ローンや自動車ローンを融資を対協しています。
これからの審査については、契約者向けのローンということもあり無審査で利用できることが多いです。
またローンにかかる担保は、加入している保険が宛がわれるので金利も低く設定されています。
■信販会社での融資について
信販会社はクレジットカード会社と混同されることが多いのですが、これはクレジットカードの発行を主としている場合と、事業の一部としてクレジットカードを扱っている場合があるので、一概に信販会社=クレジットカード会社と言う事は出来ないのです。
クレジットカードを利用する際には、先に信販会社が代金を立て替えて、後から顧客に請求するという手法です。
代金を立て替えてもらうという点においては消費者金融に似ているかもしれません。
しかし信販会社は消費者金融のように、無条件に顧客に貸し付けを行うのではなく、厳しい審査をクリアした利用者だけに貸し付けを行っているのです。
信販会社の収益は貸付の利子だけだと思われがちですが、カードの入会金や年会費なども収益に入ります。
ですから、信販会社の貸倒れのリスクは消費者金融よりも低く成り、同様に貸付の金利も低くなっているのです。
損保会社は契約者向けのローンを行っていることから金利が低く、また信販会社もクレジットカードの利用審査やカードにまつわる収益があることにより、金利が低い事が分かったと思います。