住宅ローンを借りようと思った際に、なかなか融資を受けられるところが見つからず、良いタイミングで言葉巧みに契約を勧められ契約したら、実は悪徳業者だったという事も少なくありません。
今回はそんな悪徳業者を見極めるポイントを紹介します。

■明らかに怪しい業者を見分ける方法はある!
悪徳金融業者を見分ける方法は完全ではないにしろ、明らかに怪しい!と考えれるものを見つけることは可能です。
賃金業を始める際には、『賃金業登録番号』というものが発行されます。
この番号を見ると怪しい業者が分かります。
登録番号都道府県知事と書かれているあとに、「(□)○△×1234号」という番号が続くと思います。
基本的に賃金業の登録番号は3年ごとに更新が必要で、カッコ内の□の部分には更新を行った回数が表記されています。
例えば、
1→…新規
2→…更新を1回行った
更新する際は、法律に違反することなく経営を行っているか審査されるので、悪徳業者である場合には番号を新しく取り直している可能性が高いです。
詰まり、カッコ内の数字が大きければ大きいほど安全な金融業者である可能性が高いという事です。

■被害にあってしまうと、お金を取り戻すことは不可能です
悪徳業者だと知らないまま、業者を信用してしまい被害にあったとしましょう。
その場合、騙し取られたお金は帰ってきません。
ですから融資を受ける業者は慎重に決定するようにしてください。

■悪徳金融業者だと気付いたら?
悪質金融業者の言われるがままに法外な利息を支払い続けていたと気付いたら、早急に警察、消費者センター、または弁護士に相談するようにしましょう。相手が違法な金利を設定していた場合、利息はもちろん元本の返済も不要だという動きが出てきています。
ですので、弁護士を代理人にして利息計算が違法だと言う事を追求できれば、相手側から違法に摂りすぎた利息分を返還する動きもあるようです。

悪質金融業者はあの手この手で融資を迫ってきますので、融資先を決める際には相手方のリサーチを慎重に行うようにしましょう。