住宅ローンの乗り換えの際は確認しておくべきことが多数あります。
例えば、
・年収に対しての年間返済額の割合が30%以内であること
・勤続年数が1~3年以上であること
・直近の1~2年の間で住宅ローンまたはカードローン、その他ローンの延滞がないかどうか
・現在借り入れている住宅ローンを3年以上に渡って、順当に返済できているかどうか
・親族等の連帯保証人になっていないかどうか
・保険会社からの保証を受け取ることができるか
・申し込み時の年齢が20歳以上65歳未満であり、ローン完済時の年齢が80歳未満であること
なそ、金融機関によってさらに細かい規定がある場合もありますが、基本的な確認事項としてはこれらをクリアする必要があります。


■どの金融機関でも共通していること

年収や勤続年数、また借入期間はその人によって大きく変わります。
全ての項目に対して厳重に調べられることもあれば、基準となる数値を満たしていない場合でも借り入れが可能な場合もあります。
ですが、どの金融機関でも共通しているポイント以下の通りです。
・安定していて、かつ継続的な収入があるか
・年収に対する返済額の割合が無理のない範囲であるかどうか
・現在借り入れを行っているローン返済において、延滞はないか
これら3つの事は、どの金融期間に借入を申し込む際にもクリアしていることが大前提になります。
また乗り換えの場合は、新規で住宅ローンを借り入れる場合よりも審査が厳しい傾向にあります。

■審査が厳しいからといって嘘の申告はいけません

どうしても住宅ローンの乗り換えを行いたいからといって、年収・他社での利用件数を少なくする・勤務場所の虚像等の嘘の申告を知るのは絶対に辞めましょう。
もし借入件数が多いからといっても、返済が順当に行われていれば審査には何の問題もありません。
金融機関によって乗り換えを承諾する条件は様々です。ですからまずは検討中の金融機関に相談し、現在の状況を照らし合わせたうえで乗り換えが可能か話合ってみましょう。