住宅ローンを借り入れる際は諸費用として、
・事務手数料
・保証料

が必要になります。
借入を行う金融機関によっては、どちらか一方が無料だったり、料金の計算方法が特殊だったりするため、金融機関同士の比較が困難です。
今回はそんな諸費用を考える上での目安にしてもらいたく、事務手数料と保証料の相場をご紹介します。

■諸費用とは何か?

まず諸費用の事務手数料と保証料は何かという事について説明します。

・事務手数料
事務手数料とは、住宅ローンの貸付に関わる手数料のことを指します。
一般的には大都市銀行(メガバンク)などは一律でこの事務手数料を31,500円と定めているのに対して、ネット銀行は借り入れ金額の2,1%としており、それぞれで金額の大きな違いが生まれています。

・保証料
次に保証料です。
保証料とは、住宅ローンの貸付を行っている銀行が、保証会社に保証を付帯させるために必要な費用のことです。
分かりやすく言い換えると、もし債務者が万が一住宅ローンを返済出来ない状態になった場合に、保証会社にローンを肩代わりしてもらうために必要な費用ということになります。

■諸費用の相場

諸費用は何なのかという事を説明しましたので、本題の事務手数料と保証料の相場を紹介したいと思います。

・事務手数料の相場

事務手数料については上記の通り、大手都市銀行(メガバンク)とネット銀行では大きな金額の差があります。
例えば、ネット銀行で2000万円の融資を受けた場合には、最高で42万円もの手数料を取られる計算になるのです。

・保証料
保証料ですが、ネット銀行はこの手数料が無料となっている場合が多いです。
しかし大手都市銀行(メガバンク)では保証料に大きな差があり、この差は保証会社の審査によって決められるようです。大手都市銀行(メガバンク)で3000万円の融資を受けた場合、信頼に厚く返済責務があると判断されれば最低61万円。そうでない人は最高247万円もの保証料を支払わねばならなくなります。