■審査に通りやすいローンなんてあるの?
家を住宅ローンで購入することになった場合、一般的には20年~30年の長期間に渡っての返済になります。
ただ、住宅ローンは全員申し込みをしたら借り入れができるというわけではありません。
申し込みをする金融機関で審査を受け、それに通過することでようやく借り入れとなります。
金融機関によって審査条件というのは異なっており、中には雇用形態によって審査に通る、通らないを判断しているところもあるようです。
では、雇用形態によって区別されるローンについて、説明していきます。
■区別がないローンと言えば、フラット35
雇用形態関係なく利用することができる、フラット35は年齢と国籍、そして借り入れをしている場合には、年間どのくらい返済しているのか申告する必要があります。
そして、フラット35では2年間の所得証明を提出することになっています。
雇用形態は特に重視していませんが、安定した収入があるかないかがポイントになってきますので、フラット35を利用する場合には勤続年数がどのくらいか、今後解雇の心配はないかなどをしっかり考えた上で、申し込みをするといいでしょう。
■少しずつ、コツコツと
住宅ローンの返済を抱えていると、なかなかお金を貯めることができない…と貯金を諦めてしまいます。
「給料が少ないから」「生活に余裕がないから」など貯金できない理由は、ひとそれぞれですが、多くの人は「あと数万円あれば、いいのに…」と思ってしまいます。
日本では、年功序列制度が破たんし始めていることもあり、会社で勤続年数が多い人や年齢が高い人が必ずしもたくさん給料をもらっているとは限りません。
若い人の方がたくさんもらっているというパターンもあります。
ただ、給料が上がることで交友関係が広がったり、会社や取引先の方とのお付き合いが多くなってきます。
結局、増えた分こういった交際費に飛んでしまうのです。
収入がたくさんあろうが、なかろうが貯蓄をすることは難しいのです。
■10年先の自分を想像してみよう
「もっと給料が上がったら貯金をしよう」とか「来年から始めよう」などと言い続け、結局5年、10年が過ぎてしまう‥‥
結果的に、10年後「もっと早く貯金をしておくべきだった…」と後悔する人が多いです。
貯金は、タイミングを待つのではなく、思った時すぐに少しの金額からスタートすることが重要になります。