マイホームを購入する為に、家族で色々話し合いを重ねるかと思います。
しかし、この時事前に予算を決めてから話を進めないと、大変な事になってしまいます。
あれもこれも…予算オーバーはもちろん、間取りもぐちゃぐちゃになり、逆に住み心地の悪い家が完成してしまう恐れがあります。
こういった失敗することのないような家づくりを目指すことが大切です。
■資金計画を立てよう!
家づくり、土地購入と資金計画‥‥全く関係ないと思ってしまいがちですが、資金計画が一番重要なのです。
もし、住宅ローンを組み家を購入した場合、次の月から住宅ローンの支払いを行わなければいけません。
今までの生活にプラスして、住宅ローン返済をしていくことになりますので、家計がどのような状況になっているのか、事前に把握しておく必要があります。
住宅ローンは、何十年続きますので、もしお子さんがいる場合には将来のことまで考えた上で、いくらのローンがベストなのか、毎月どのくらい返済できるのかを決めなければいけません。
このように、家づくりと資金計画というのは全く関係ないようにみえますが、実は一番太い絆で結ばれているくらい重要な関係なのです。
■無計画は失敗の元
マイホームを購入する際に、予算をいくらにするか…これが、重要なポイントです。住宅ローンを利用するのであれば、もっと大切で資金オーバーになってしまうと、自己資金を出さなければいけなくなります。
そして、住宅ローンを利用するということは、毎月の返済の負担がプラスでかかってくるわけですので、今持っている貯金全てを自己資金として出してしまうことで、日常生活がギリギリになってしまったり、もし急な出費が必要になったとき、対処することができなくなります。
最悪な場合、住宅ローンの支払いまで滞納することになってしまいます。
貯金だけではなく、念願のマイホームも手放してしまうことになるので、注意が必要です。
■なぜ、予算オーバーになってしまう?
まず、第一「家を買おう!」と思った時、まず一番最初に何をしますか?
多く場合は、不動産会社、展示会、ハウスメーカーなどに行き、実際どういった家づくりをしているのかなど現物をみます。
ここが一番の間違えとなります。
全てのことが決まっていて、完成されているものを見ると自然とそこに住んでいる自分を想像してしまうものです。
結果的に、予算や金額など関係なく購入し、住宅ローンの返済ができなくなる…このパターンで、家を手放す割合が高くなっています。
こうならないためにも、まずは家族で話し合いをして計画を立てから、相談をしにいくという形が理想となります。