住宅ローンと賃貸はどちらがお得なのか?

日々の生活を送る私たちにとって、『住む場所』は必ず必要になるものです。
住む場所の代表である住宅について、
・ずっと賃貸でいた方が安いのか
・大金を使って住宅を購入した方が良いのか

と誰しも1度は悩むことだと思います。
今回は30歳の男性が80歳になるまでの50年間の居室額を参考に、賃貸と持ち家のどちらがお得なのかを考えていきましょう。

■住宅ローンは早めに借りた方がお得!

・1年後(31歳)に買う
 総住居費7574万円購入後の住宅費7340万円賃貸時の住居費234万円
・10年後(40歳)に買う
 総住居費8551万円購入後の住宅費6737万円賃貸時の住居費1814万円
・現在~(30歳からずっと)ずっと賃貸
 総住居費8820万円

といったふうに、若いうちから住宅ローンで家を手にいれた方がずっとお得が続くのです。
30歳の男性であれば、1年後の31歳で家を購入すれば、80歳時に賃貸で暮らし続けるよりも1200万円もの差が出ることが分かってもらえると思います。

老後の生活にもお金が必要な世の中なので、1200万円もあれば十分老後の生活に備えることができるでしょう。
ですが、借入を行う銀行や、住宅ローンの金利タイプによってはもっと差が出てくる可能性もありますので、住宅ローンを組む際はシュミレーションなどを駆使して検討するようにして下さい。

マイホームは買って終わりではない!

マイホームの計画をしている時は、あれもこれも…と忙しく、幸せな時間が続きます。ただ、ここで完成したあとのこともしっかり把握しておかないと、あとあと大変な事になってしまいます。
家を購入したあとは、住宅ローンだけではなく税金の支払いも必要になります。
住宅ローンは、多くの場合最長で35年、短い人で20年程となります。
毎月、指定した日に引き落としされるので、残高をきちんと把握しておく必要があります。
ボーナス支払いにした場合には、毎月の返済プラスボーナスが加算されますので、管理しておくようにしましょう。
普段から、忘れっぽい…という人は、家計簿を作成することで、破産することのない資産管理をすることができます。

■繰り上げ返済という方法もある

住宅ローンには、毎月支払いをする方法の他に、繰り上げ返済という方法もあります。
繰り上げ返済をすることで、元金が減るため借り入れをした金額に対する利息を減額できるため、負担を軽減できます。
ただし、ローンや金融機関によって対応が違ってくるので、借り入れをしている金融機関情報をしっかりとチェックしておくことが大切になります。

このように、夢のマイホームは購入したあとの計画が重要になってくるので、きちんと管理をしていきましょう。