マイホームを購入する時、様々な諸費用が別途かかってきます。
印紙税、不動産取得税、登録免税…これらの費用は、購入価格とは別途で発生し、契約をする時に必要になってくるので、どういった費用なのか詳細をしっかり理解しておく必要があるのです。
印紙税と登録免税について紹介します。
■印紙税とは?
印紙税は、家を建てる時の建設工事請負契約書、ローンを組む時に作成をする時にかかる税金のことを言います。
ですので、印紙税の価格は契約をする金額によって違ってきますので、どのくらいの物件を買うのか、住宅ローンの借入額はいくらなのかなど事前に把握しておき、印紙税がいくらになるのかを確認しておくことで、予算が立てやすくなります。
購入をした印紙は契約書に使い、印鑑や署名をすることで納税証明になります。
■税額が軽減されることもある
印紙税は、税額軽減の処置を受けることができます。
ただし、この軽減処置はリフォームや住宅購入時だけで、金銭消費貸借契約書に関しては対象になりませんので、この点だけは注意しておきましょう。
このように、住宅購入をする時には印紙税が発生しますので、印紙税の話ができた時にはどう意味があるのかを知っておくとスムーズに契約を進めることができます。
■登録免税とは?
家を購入することで、「この物件が自分のものだ!」と証明する必要があります。
この時、登記の手続きする必要があり申請をするには登録免税がかかります。
住宅を登記するのには、様々な種類がありこれら全てに税金が課せられることになります。
税額に関しては、ローンの借り入れ金額や評価額に対しての税率がかけられ算出されます。
不動産登記に関しては、司法書士が行ってくれますが、個人で依頼をするケースは少なく、ほとんどの場合住宅ローンの組み入れをする金融機関や不動産会社が依頼をすることになります。
■条件が合致すれば減税対象にも
登録免許税には軽減処置がありますが、これは全員が対象ではなく条件にあてはまった人のみが軽減対象になります。
・登記簿上面積が50平米以上ある
・住宅用の建物である
・登記を取得して1年以内である
一軒家の場合、これらの条件に当てはまること税率の軽減対象になってきます。
中古マンションの場合は、木造20年以内とか耐震基準が満たされている証明書があるかなどが条件になります。
一軒家とマンションでは税率軽減への条件が違っていますので、事前に確認をしておきましょう。