長期優良住宅は厳しいけど税金が安くなる

■長期優良住宅の基準はたくさんある

1年でも長く住み続けることができる家を作ろう!という目標を目指し、2009年から長期優良住宅というものが開始になりました。
長期優良住宅に認められるためには、決められた基準をしっかりクリアする必要があります。
耐震性やバリアフリー、省エネ、老朽対策など様々な点が基準となります。
こういった家の内部もそうですが外観に関しても基準があります。
厳しい基準を全てクリアすることで、晴れて長期優良住宅と認定されることになります。

■控除やフラット35Sの金利適用ができる

厳しい基準をクリアしてようやく長期優良住宅と認定されると住宅ローン控除が他の住宅よりも100万円控除額を引き上げることができます。
住宅ローンの借り入れがない場合でも、65万円が上限となりますが所得税からの控除があります。

更に、住宅を購入する際に必要になり登録免許税や不動産取得税、この他にも固定資産税も安くすることができます。

このように、長期優良住宅にすることで住宅ローンの借り入れの時の金利をはじめ、購入後にかかる税金を抑えられるメリットがあります。
これから住宅建設を考えているという方は、長期優良住宅も視野に入れて考えてみるといいでしょう。

毎月の支払が楽になる低炭素住宅


■今話題になっている、低炭素住宅とは?

2012年12月に、省エネを高める目的で始まった低炭素住宅。
低炭素住宅…あまり聞きなれないという方も多いのではないでしょうか。
この住宅は、省エネ消費率が今の省エネ法で定められている数値よりも10%減少されることができる、地球環境に優しい住宅です。
では、どのようにして作られるのでしょうか。

基準としては、換気システム、太陽光発電、発電など様々な断熱対策で、低炭素住宅を作り上げています。
他にも、節水やヒートアイランド対策なども取り入れています。


■税金が減税されることも

低炭素住宅になることで、住宅ローンでの優遇を受けることができます。
その優遇というのは、現在フラット35の金利が低く多くの方が利用していますが、それよりも低いとされているフラット35Sが適用になります。

住宅ローン減税に関しても、10年間での控除金額が100万円高くなり、住宅ローンを組み入れていない方でも最大で65万円の控除を所得税から受けることができます。

このように、低炭素住宅にすることで毎月の住宅ローンへの負担を軽減することができたり、住宅ローンを利用していない人への優遇もあるのでどちらにしてもメリットになります。