火災保険はどんなものを選ぶと良い?
火災保険を決める際に、不動産会社や家主からの勧めを鵜のみにして、保険会社を決定してしまうのだけはやめましょう。
この場合ですと、保険料を余計し支払うリスクがあるほか、万が一火災が起きた際にどの程度保証してくれるのかという事が確認できていないからです。
■火災保険を決める際はプロの意見を参考に
一般的に火災保険は、
・火災リスク(火災・爆発・破裂・落雷)のみを保証する基本タイプから、
・暴風雷
・水災
・水漏れ
・盗難
・突発的な事故
によるオールリスクを保証してくれるタイプまでさまざまなものがあります。
家の新築時に金融機関や住宅メーカーから勧められる火災保険はオールリスクの物が多いです。
長期間にわたっての火災保険はとても高額になりますので、フルセットのものを選ぶか必要最低限の保障だけを選ぶかでは金額にも大きな差が出てきます。
保険は素人目には良く分からない商品のため、分からない事があった場合にはそのつど細かく保険会社に質問することが重要です。
■火災保険は地震が原因となる火災は保証されません
地震が原因となるトラブルの際には、自身保険に加入する必要があるので注意して下さい。
保険金額は、住宅ローンの融資額から物件価格の間で設定されます。
地震保険について
2017年1月から、地震保険の料金が引き上げになりました。
全体的に1.5%アップしたと言われていますが、実際にこの情報だけではどのくらいの金額が高くなったのか‥‥想像することはできません。
実は、地震保険の引き上げが行われるのは今回初めてなので、どういった点が変更されているのかを確認する必要があります。
①今後3回に分けて19%アップしていく
地震保険というのは、自然災害にあった時補償をしてくれる保険のことで、対象になるのが家の中にある家財道具となります。
ただし、地震で火災になる場合は保険適用外になるので、地震保険に加入をする際には火災保険も一緒に入ることがポイントになります。
②保険率というのは全国平均
上昇する保険の利率というのは全国平均となるため、地域によっては保険利率が下がるという場合もあります。
地域によってばらつきがあるので、もし地震保険率が高くなるという場合には、高くなるのか、それとも安くなるのかを把握しておく必要があります。
不動産を購入する際には、地震保険や火災保険への加入が必須となります。
せっかく建てた家なのに、自然災害にあってしまい全く補償されないとなると、多額の借金を負うことになりますので、注意しましょう。