ローン返済で苦労したくない人は・・・
住宅ローンの返済額が生活の負担になっているならば、滞納してしまうのも無理はありません。
返済額の負担割合は、月の収入に対してどの程度の割合を占めているかという『負担率』で知ることができます。
一般的には25%程度が理想とされており、それを超えると生活が苦しくなってしまいます。
さらに30%を超えてしまうと、返済能力も限界となり、病気がケガのリスクに備えることも出来なくなってしまうのです。
■長期になればなるほど、利息の返済が増える
住宅ローンの返済においては、返済期間に長期になればなるほど利息分の返済が多くなります。
また家を購入した際には夫婦2人暮らしでも、子供が生まれたり親の介護が必要になったりすれば、家計の出費は増すばかりですので、貯金に充てる分まで返済に回していては老後に備えておくことも出来ません。
■契約してしまうと内容の変更には手数料が掛かります
返済で生活が苦しくなってしまうのであれば、返済計画を変更するしか手段はありません。
しかし、ローンを契約してしまった後に、内容を変更するのは容易ではないのです。
また出来たとしても、多くの手数料を必要としますので、そのリスクを支払っても内容を変更しなければいけないのかを良く考えましょう。
住宅購入の頭金を貯めたい!そんな時、どうする?
住宅購入を検討されている方の場合、購入予算をどれくらいにしようか検討されている方も多いでしょう。
少しでも住宅購入の頭金へまわしたいと思うのであれば、まずは家計を一度見直すことから始めてみましょう。
ほんの少し見直すだけで、住宅購入資金を増やすことができる場合もあります。
■支出を見直してみる
まずは家計の支出を見直してみましょう。
家計の支出を節約するポイントとしては、食費や水道光熱費などの月ごとに変わる変動費ではなく、毎月変わらない固定費を中心に見直していくべきです。
固定費には保険料や通信費、車の所有コストもかかってきます。
通信費は携帯電話のプランが自分に本当に合っているのかどうかを調べてみてください。
毎月3000~4000円近く削減することも可能となります。
また、保険料も家族一人ひとりに合ったプランなのかを家族で検討すると良いでしょう。
■収入を増やせないか考えてみる
頭金を増やしたい方は、節約だけではなく収入も増やせないか考えてみましょう。
今働いている職場で昇給が難しいのであれば手軽な副業を始めてみたり、普通預金に預けっぱなしのものを定期預金に移し変えるだけで少しずつ増やしていくことができます。
ただし、株やFX、投資などのリスクが大きいものに関しては元金が減ってしまう可能性があるので、利用しても良いですがそれだけで増やそうとは考えず、一部の資金だけで運用していきましょう。