総額を見るとびっくり‥‥
住宅ローンは最長で35年利用することができます。
ただし、この期間ずっと利息の支払いもしなければいけませんので、かなりの負担になってしまいます。
例えば、3000万円を35年で利息が2%の場合、総額で4000万円以上返済をすることになります。
3000万円しか借り入れしていないのに、1000万円も多く返済…かなりびっくりしてしまうでしょう。
ここで、少しでも利息を抑えながら返済するポイントを紹介します。
■金利の低いところをみつけよう
利息を抑えたい時には、金利が低い金融機関で借り入れをすることが重要になります。
0.2%金利の利率が違うだけで、100万円単位で返済金額が変わってくるので長期的な支払いにする場合、負担額を減らすことができます。
■返済期間を短期にする
返済期間が短くなることで、金利への負担を軽減することができます。
ただ、経済的な問題もありますので金利への負担を抑えたいという理由で、あまりキツキツな状態での返済計画はおすすめしません。
この他にも、ボーナス返済を組み入れたり、変動金利にするなどの方法もあります。
ボーナス返済を入れる際には、働いている会社の経営状態が安定しているかどうかの確認が必要になります。
個人事業主や会社経営者にぴったりな住宅ローン
個人事業主や会社経営者の場合、住宅ローン審査は通りづらいと言われています。
しかし、そんな方でも住宅ローン審査に通るためにはどうすれば良いのでしょう?
今回は住宅ローン審査に通りやすくなるポイントをご紹介します。
■フラット35が狙い目!
通常、住宅ローン審査では3年分の確定申告書及び決算書が必要となります。
しかし、フラット35の場合は2年分の確定申告で良いのです。
1年以上経過していれば申し込み可能であり、さらに事業歴の審査重要度は各銀行に比べてかなり低いので個人事業主や会社経営者も安心して住宅ローンを借り入れることができます。
フラット35は一般的な銀行ではなく独立行政法人運営による住宅ローンなので、審査基準も異なり、貸し倒れになるリスクよりも必要書類や融資物件の住宅基準に対する審査に重きを置いているため安心です。
■事業歴を伸ばすことと頭金を用意することが大切!
もしも銀行で住宅ローンを借りたい場合、事業歴を伸ばしていき信用度を高めることが大切です。
また、どれくらい頭金を用意することができるかによっても審査が変わってきます。
住宅ローン審査に通りたい方は、なるべく頭金となる自己資金を稼ぎつつ、事業歴を伸ばしていきましょう。