借り換え時の金利タイプ変更は危険?!
住宅ローンを借り入れていて、他の住宅ローン商品に借り換えを考えている方もいらっしゃるかと思います。
借り換えを行うことで低金利になり、総返済額が減るという方も少なくありません。
しかし、そんな借り換えだからこそ注意しなくてはならないのです。
今回は借り換え時の金利タイプが変わる時の注意点をご紹介します。
■大きく金利タイプを変えるのは注意が必要!
例えば住宅ローンの金利タイプが現在固定金利の方で、借り換え先の住宅ローンを変動金利タイプに変えたいという方がいたり、逆に今まで変動金利だったものを固定金利に変えたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
こういったように、住宅ローンの金利タイプを大きく変更するというのは注意が必要です。
なぜ注意が必要なのかというと、変動金利タイプも固定金利タイプもそれぞれメリット・デメリットが大きく違ってくるからです。
今まで固定金利の方が変動金利タイプへ変更することで、基本的な金利が低い変動金利にすることで毎月の負担も減る場合もありますが、逆に変動して金利が上昇してしまうリスクも伴ってきます。
そんな時に総返済額で見ると変動金利の方が高くなってしまう場合もあるのです。
■金利タイプはなるべく同じものを選ぶ
借り換え時でも金利タイプを同じものにすることによって、変更した場合のリスクを減らすことができます。
また、変更したいという場合もきちんと固定や変動のリスクを十分に承知した上で決定しましょう。
ブラックになる人ってどんな人?
住宅ローンに申し込むと審査が行われますが、この時個人信用情報をチェックし、ブラックリスト入りしていないかもチェックします。
もしもブラックリスト入りしている場合は住宅ローン審査には受からないと思っていた方がいいでしょう。
では、どんな人がブラックになってしまうのでしょうか?
■自己破産・債務整理をしたことがある
自己破産や債務整理を行ったことがある場合、お金を貸した側からすると貸していたお金が戻ってこなくなるということにつながります。
自己破産・債務整理をしたことがある人は、住宅ローンを借りることで同じように貸し倒れしてしまう恐れもあるのでブラックになってしまうのです。
■代位弁済を利用したことがある
カードローンやキャッシングで返済を滞納してしまい、保証会社が残債を支払ってくれることを代位弁済というのですが、代位弁済を利用したことがあるという場合、自己破産や債務整理のように繰り返す可能性が高くなるのでブラック扱いになってしまいます。
■1年に2回以上返済遅延を起こしたことがある
カードローンや携帯料金の支払いなど、1年に2回以上返済遅延が起きてしまっている場合は審査に通らなくなってしまいます。
■強制回収をされたことがある
金融機関により強制回収が行われ、取引も解約になってしまったことがある方も、もちろんブラック入りしてしまいます。
直近でこのようなことがあった方は、ブラック入りしている可能性が高いので気を付けましょう。